言霊
言霊(ことだま)という言葉がある。
仏教でのお経、神社での祝詞、聖書の言葉、カミナリの音、雨の音、虫の声、風のささやき、波の音、音楽、人の笑い声、泣き声―。
これら全てのものには何かしらパワーがあると言われる。
人はこれらの言霊により、感動したり、勇気づけられたり、浄化することもある。
言葉のパワーに魅かれた人は、詩を書き、句を読み、書にいそしむ。
そして歌を聴いたり、音楽を奏でたりする。
そして、言葉には、実は色の感動があるに違いない。
ピアニストのグレン・グールドは、その事に気付いて、音と色(光の色)による、実験的な試みをも行った。
好きな色、似合う色が人により違うように、人により好きな言葉、音が存在する。
色も音も言葉も文字も温度を持ち、波動を持っている。
波動はその色、現象をも予期させるものである。
風が強くなると、雨が降る。
満月の光は宇宙のパワーの変化を表すもので、そんな時期は大潮となる。
魚も動物も、人間も、その引力の変化に、状態が左右される。
ののしる言葉は、決して幸せを引き寄せない。
優しい言葉は、幸せを引き寄せる。
美しい文字、言葉、文章は、人を優しくする。
水の波動の研究家によると、「愛」という言葉を書いた文字を水に映すと美しいバランスのとれた形で水は結晶し、逆に「馬鹿」と書いた文字を見せると、水の結晶は崩れてしまい、バラバラに散乱するという。
「キレイ」「素敵」「美しい」と水に言葉の文字を映すと、あざやかな結晶になる。
汚れた言葉は、人を苦しめることになるが、それ以上に自然界の調和をくずしてしまう。
その結果が地震であったり、洪水だったりすると、人は、社会は、化学、科学は、知らず知らずのうちに自分を苦しめ、他人をも苦しめていることになる。
テレビばかり見る家族は、テレビから流れるヒドイ言葉、ウソの言葉、ヤラセの言葉…良くない波動を送り込まれていることになる。
テレビなんか見ているより、文章を書いたり、絵を描いたり、音楽を聴いたり、歌ったりしている方が好きという人は、ステキな、又、強いパワーをいつも受発信しているに違いない。
テレビを捨てたら病気が治る―これも実はアリなのかも知れない。
(カレー仙人)
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