梅雨入り
梅雨入りした。
地が暖かくなる6月からに備えて、たっぷりと土が水を欲すからだ。
6月は午(ウマ)の月で最も熱(火)が生じ、これが7月の19日、土用入りまで続く。
夏の土は表面が暖かいが、土の中は水分を多く含み冷ややかだ。
井戸水が冷たいのは、その為だ。
地上が暑い分、地中は冷たくなり、陽と陰のバランスを保とうとする。
冬は地上が寒い分、地中は暖かくなる。
陰、陽のバランスが保たれる。
井戸水が暖かいのは地中の熱を得るからだ。
肥えた土というのは、水気と熱が同在した土地のことだ。
当然、菌も育つ。
肥えた土から植物は水分と熱を吸収して生きる。
人が空を飛べないのは、鳥のように移動する必要がない為である。
魚も鳥も、夏と冬により住む場所を変えなければ生きていけないことを知っているから、移動する。
旅が好きな人が何故?それは旅をしないと生きていく力が衰えるからだ。
昔から旅芸人、流れ者は、ライフスタイルで旅をするのではなく、移動して生きることが生命力の中に宿っているからだ。
むろん現代に至っても、移動・旅は性格の表れと見なす。
(カレー仙人)
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