カレー仙人 高野のブログ

このブログでは四柱推命の読み方を中心に、北九州の懐かしい話などを載せていきたいと思います。
「堕落」
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    「堕落」

     ジャック・ぺランを知る人は少なかろう。
    フランスの監督・俳優だ。「Z」「戒厳令」「告白」「ニューシネマ・パラダイス」は有名。
    彼が青年の頃に出演した「堕落」という映画を今観たいが、ない。  
    物語は、出版社の社長を父に持つ青年が神学の道を志す。
    ある日、その青年は父の愛人と関係を結んでしまう。
    父親に幻滅した青年が悩み、己を堕落させていく、という内容。  
    父親や母親に幻滅する、という経験は青年時代に一度、二度あるのかもしれない。
    が、これが大人になり父親も母親も“人間らしい”と思えるように学ぶことが出来るのか出来ないかにより、ある種、人生のサングラスが決まる。  
    父親が母親の悪口を言うのは少ないが、母親が父親の悪口を言うのはとても多い。
    これを聞かされる子供の性別が男か女かでも、受けとめ方が変わる。
    父親が嫌いになった娘は、孤独。
    母親が嫌いになった娘は、女性の友達が作れない。  
    人間の何が善で、何が悪か、これほど曖昧なものはない。
    核の一番怖い相手は戦争だ。
    15:56 | 男と女の話し | - | - | - | - |
    「燃える恋と焼ける恋」
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      「燃える恋と焼ける恋」

       ヤキモチの働きは二種類ある。
       ひとつは焼いたことによって、ふくらみがパンーと破れて消える。 
      もうひとつは焼いたことによって、ふくらみがコゲてみじめな姿となる。 
      どちらにせよ、モチの中の空気(気)が熱くなる。 
      これを上気という(上機嫌の上気)。 
      熱くなった気はやがて行動へとかりたてる元気(気の素)に。 
      元気すぎれば、病気へ。 
      病の字の中に丙がある。 
      陽の火が沈んだ状態。 
      火は内へ向かうとコゲつく。 
      火は外へ向かうと破れて出ていく。
       火は外へ向かうと破れて出ていく。
       人に対するヤキモチはこの二つの形で表れる。 病気になるか、気が抜けるかだ。
      気が抜けるとバカらしくなって、夢からさめる。 
      病気になると恨み、怨み、憾みのどれかになる。 
      この気を邪気という。 
      邪気に満ちると顔や身体が美しくなくなり、異性はもちろん、同性も近寄ってこなくなる。 
      断食して悟りをひらくか、タロット占い師になるかだ。 
      気は抜いたり、入れたりせにゃならぬ。
      23:36 | 男と女の話し | - | - | - | - |
      「7つの大仏のある街」
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        「7つの大仏のある街」  

        北九州市を活性化する方法はいくらでもある。 
        これはどうだ!?  
        小倉北区、小倉南区、門司区、八幡東区、八幡西区、戸畑区、若松区に日本一の大仏を創るのだ。 
        北九州に7つも日本一の(どれもこれも日本一だと、日本一にはならないが)の大仏が出来たら、北九州7カ所巡りが売り物になる。 
        同じ材質、色だったら”芸”がないと言う人がいるだろうから、変えてみよう。
         北が黒だから小倉北区は黒大仏、南は赤で南区が赤大仏。 
        東は青で八幡東区は青大仏。
         西は白で八幡西区は白大仏。 
        戸畑は真ン中だから土で黄色の黄大仏。 
        さて、門司区と若松区はどうするか?
        若松は若い松で緑色で緑大仏。 
        門司は東になるが、八幡東の青ではマズい。
         青と日の出の赤で、赤紫大仏が門司区、を風水からいって文句なし。 
        建てるなら当然、街のド真中。 
        素材はやはり北九州らしく、鉄と石炭か。 
        いいじゃないか、サッカー場を作るよりいいゾ。 
        これで決めよう!!北橋さん。


        14:11 | 北九州 | - | - | - | - |
        「名作はクサらない」
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          「名作はクサらない」
           「愛と青春の旅立ち」。
           この映画を観たのは、映画の配給会社であった試写会以来。
           この年は「E・T・」が公開され、北九州でも拡大四館ロードショーの大ヒットになった。
           小倉では、ピカデリー劇場、ロマン座、黒崎はロキシー、黒崎文化劇場。 
          この「愛と青春の旅立ち」は小倉のSY文化で公開。
           ピカデリーとSY文化は小倉北区室町にあり、2階、3階で分かれていた。 試写会を観て「いい映画」。 
          「E・T・」とぶつかるのがもったいない名作、などと当時の劇場支配人と話した記憶がある。  興業的には「愛と青春――」も約3ヶ月間のロングランで成績は良かった。 
          今、「E・T・」は観たくない。
          映画というのは、そういう物で、時が過ぎると名作とヒット作に過ぎなかった、の色分けが出来る。 
          「愛と青春――」のタイトルは恋愛劇を思わせるが、変質した男の友情と、辛い過去を克服して勇気と自己を確立する男の姿を描いたを人間ドラマだ。 ちょい涙が出る。 
          「エレファントマン」で泣かせるために作った映画にウンザリしていた頃を思い出した。
          07:19 | 文化 | - | - | - | - |
          「自由とは何か?」
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            「自由とは何か?」 

             ニューシネマの傑作群の中で団塊の世代に支持を得た「イージー・ライダー」(70年・日本公開)を改めて評価する。  
            「おい街」時代の映画評「ビデオで観る懐かしの名画」では正当な評価をしていなかったジレンマを今、解き放つ。  
            バイクに乗りアメリカを旅するピーター・フォンダとデニス・ホッパー。
            この映画にはジャック・ニコルソンも出演している。
            音楽はザ・バーズが担当し。新しい価値観が生まれつつあるアメリカに、ドロップアウトした日本の若者は期待感を抱いた時機。
            映画を今観ると、現代の日本の若者の状況とどことなく重なる。 自由の国、アメリカで自由を求めて生きることは敗北でしかなかった、というテーマが全篇にロックに乗って流れる実に暗い映画だ。
            ROCKが商業ロックになる直前に作られた映画で、ロックの敗北をも伝えてくれる。  
            自由を求めて生きることのカッコ良さ、気楽さは、孤独でもあり、変化を嫌う大人の前には、ただのゴミのようにしか映らない。 例え長髪で、カッコいいバイクに乗っていようとも、平和の為に平気で人を殺すアメリカでは、目障りで、うっとおしく弱々しい外敵なのだ。
            ジャック・ニコルソンのUFOを語るシーンは、逃避的な夢追い人を象徴している。 
            暴力の前には“夢”すら無力である。 
            3人の若者は、大人の権力により虫けらのように殺されていく。 
            アメリカの歴史は惨殺と差別により築かれ、世界一の大国となった。
            14:55 | 生き方 | - | - | - | - |
            「あの素晴らしい愛はどこに消えたの?」
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               「あの素晴らしい愛はどこに消えたの?」
               
              大恋愛結婚。7年もの歳月を通して結ばれた2人。
              「お似合いで!!」
              「良かったね!!」
              「感動したよ。いい結婚式だった!!」
              やがてハネムーン・ベイビーが生まれた。
              2人は赤ん坊に愛情たっぷり注いで一年。
              彼女の愛は夫から子供へ。
              夫は二番手に後退。やがて2人目、3人目。
              今じゃ4番手の最後方。
              愛が届かない最後方では、愛は今では子供のもの。
              愛は行き先が変わったのです。
              そうなると子供が一人いるバツイチの女性との結婚の方が、子供を作らないで良いから、素晴らしい愛がいつまでも得られます。
              あなたには子供がいない。
              年齢が40くらい。
              そうであれば、結婚しても愛は消えません。
              なに?母親がいて2人で暮らしている?そしたら、婿は「お母さま!!」と呼ぶことだね。
              母親に気に入られることが、鍵ですな。
              「お母さま!!背中を流しましょう」
              「お母さま、マッサージをしましょう」の母親が婿を好きになっても、ワシャー知らないが。


                                                  (カレー仙人)
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              「推命学と人の相について」を読みたい方は、
              こちらから  ■■Tablet■■
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              11:28 | 男と女の話し | - | - | - | - |
              「母と息子の深き欲望」
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                「母と息子の深き欲望」

                  好きと嫌(イヤ)とはどういうことか?深く考えたところで仕方ない。
                生理的に受けつけるか、受けつけないか、なのである。

                 <中学生の長男と母親がレストランで食事をしていた時の会話>
                 長男…「もうおなか一杯。食べられない、残していい?」
                 母親…「いいよ。私が食べるから」
                 長男…「人の残し物食べても平気?」
                 母親…「あなたは息子。血がつながってるでしょう。だから平気なの」 
                長男…「お父さんのは食べられる?」
                 母親…「お父さんは他人だから、無理よ」 
                長男…「愛があって結婚したんだったら、食べられるんじゃないの?」
                 母親…「愛があっても他人だから、食べられないの」 
                長男…「愛があれば、他人ではなくなるのじゃないの?」
                 母親…「他人は他人なの、夫婦であっても」
                 長男…「愛ってそんなものなの?結婚は愛じゃないの?」
                 母親…「愛は人によって、いろいろ違うの」 
                長男…「???そうなの」
                09:17 | 男と女の話し | - | - | - | - |
                「妊婦の方はご用心!!」
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                   「妊婦の方はご用心!!」
                   
                   困った医者がいるものだ。正常な出産であれば、満月か新月の大潮の日に起こりやすい。それも下げから上げ潮に向かう時刻に。一日の同じ時間帯に出産が重なるのは当然で、喜ばしいこと。が、病院側としては、てんやわんやの大忙し。助産師さんの人数が不足してくる。かと言って、平常時には助産師さんの数を増やすのは、人件費の節約にならない。どういった事が起こるのかと言えば、帝王切開を増やすという“悪知恵”が働くのだ。すべての病院がそうであるはずはないが、ある病院では20人の妊婦の半数を最初から帝王切開としてしまう。そういった病院側の姿勢に耐えられず、「転職したい」「病院を変わりたい」といった相談に来られる助産師の方がいる。
                   妊婦の方は、しっかりと病院を選ぶことをして下さい。自然分娩が母体の為にも赤ん坊の為にも良いことを、もちろんご存知ですよね。お産を軽くする方法として、名人によるハリ灸施術が有効であることをお知らせいたします。


                   
                                                      (カレー仙人)
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                  07:49 | 生き方 | - | - | - | - |
                  「“P”という営業の、あぶない話」
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                     「“P”という営業の、あぶない話」
                     
                    四柱推命の審察師としてデビューしたのは「おい街」の時代だ。
                    「北九州四柱推命研究所」として、「おい街」に広告を出したのはH16年だったと思う。
                    この広告を見て、占い客は来たが、フリーペーパー「P」からの電話もあった。
                    「おいらの街に広告を出すより、うちのPに出した方が効果がありますよ」と。
                    「ああ、そうですか。でも今回はよろしいです。
                    又の機会に」と電話を切った。僕が「おいらの街」の社長とも知らずに、この「P」の営業担当者は中年の男性らしい声としゃべりだったが、気づいた時は恥ずかしかったろう。
                    二、三回電話があったが、「あなた、まだ気づいていないの?」と笑いたかったが、ここで恥をかかすまい。
                    僕は男だから、と心の中で思った。


                     

                                                        (カレー仙人)

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                    21:27 | 北九州 | - | - | - | - |
                    「おい街」時代の想い出
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                       「おい街」時代の想い出
                       
                      「おい街」時代に「kプレス」という情報誌が発行されたのを覚えているだろうか?これも造反といってよかろう。なにせ「おい街」のスタッフが6人会社を辞めて作ったのだから。出資した男もこれ又、僕の友達であったから、嫌な気持ちになった。「おい街」の編集方針が理解できていないことと、「オレの方ができる」という自惚れと、嫉妬が造反を起こした。「おい街」で連載中であった東洋医学の「ハリばか先生診療記」に、当時の6人のスタッフは古臭い、「おい街」らしくないと言っていた。馬鹿な!!これからは西洋医学に限界を感じた医療が東洋医学に目を向けていた時代であったのに。もうひとつ、オーディオのページがあった。いい音楽をいい再生機器で聞こう、というコンセプトが彼らには理解できていなかった。
                      偏見に満ちた勉強不足の編集部に、読者がつくはずもない。「kプレス」は2年足らずで消滅した。「オレは八幡高校出身のエリートだから」。「オレも大手企業に入社できたエリートだ」。「今のスタッフとは仕事をやる気がしない」――。この高慢な態度が許せず、まず男1人を首にした。もう1人の男も解雇を言い渡したが、泣きついてきた。彼らがやろうとする意図は聞かずとも解っていた。「kプレス」の元社長に伝えた。「ブライダルの本を作った方が市場はある。スタッフに流されないように」と。が、情報誌として「kプレス」は発売された。この時、すでに結果は出ていた。北九州もタウン情報誌はひとつで“やっと”と。


                       

                                                          (カレー仙人)

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