「モノとヒト」
いわゆるタウン誌というものは、年齢層を幅広く、男女問わずに“面白い”と感じさせる内容でなければ成り立たない。
女性目線で編集しても男性には受けない。
男性目線で“女性目線”を使うことが出来る優秀なスタッフが中心となり編集しなければ、読みごたえのある本は出来ない。
女性目線の編集は“人”より“物”をメインに扱ってしまう。
食に関することやインテリア&グッズに片寄ってしまう。
今のフリー・ペーパーと言われる本の編集は、この女性目線になっている。
カタログ的だから面白くない。
男性が“物”を扱うとしたら、そこには必ず“人”との関わりにこだわっていく。
カタログ的でなく、ストーリー性を表現していくから製作者、あるいは販売者迄、深く取材が及ぶ。
“物”に起承転結を求めていくのだ。
僕が関わっていたタウン誌「おい街」も、平成18年には、すっかりカタログ的になってしまった。
女性だけで編集していった結果だ。
と同時に広告がとんでいってしまっている。
平成17年の8月に、いきなり辞めさせられる“裏切り”にあった。
それまでの半年間に出版された「おい街」は、創刊当初の濃いさに匹敵する“力作”だ。
モノは金で買えるが、ヒトは金で買えないからこそ、面白くもあり奥深くもあるのだ。
(カレー仙人)
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